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12/3/2024 0 Comments アナログな経験古本屋さんから古本をもらいました。 子供の頃から通っていた相武台にある「青木書店」は 実家がなくなった今、なんとなく「故郷」のように感じ、 毎回、日本にいく度に、寄っては読んだ本と ハワイからのチョコレートを渡しに行きます。 プラス、読めそうな本を一冊買う。 今回はちょっとシャイな未亡人の店番をする奥さんを捕まえて なぜこの商売をやっているのかということを聞きました。 「なくなった主人が本屋の息子で私も本屋の娘だったの。 私の父の本屋には若者がたくさん集まっていてね、 みんなでスキー行ったり、海行ったり、 そんな集まりになっていたの。 兄が中心となっていたんだけど、そこに 主人が友達としてきていて。 結婚することになった時にうちの父は 「この子は本を読まないんだが、それでもいいのか?」と 言っていたくらい、私は本が苦手だったの。 結局、主人が先になくなったんで、 お店を引き継いでやってるけど、 ほとんど売れもしないのよ」と。 そんな話をした次の日もまたお店に寄ると この本読んでみる?と渡されたのがこの本。 へええ、古本屋ってこんな苦労があったのかあ。 それぞれの古本屋さんが面白おかしく自分の視点を 語るわけなんですが、 ただ通っていた私には、全く知らなかった世界。 そして昨日、掃除の仕事で100年以上は経っている家を バケレンとして貸している家に行くと 一室がオーナーのお爺さん書斎。 おばさんにもらった本の中で
「どんな本を残したかで持ち主だった人の脳みその構造がわかる」とか 「死んだ人の本の回収で残された遺族に申し訳ない気がした」とか、 この部屋を掃除しながら 未だ掃除し切れたない故人の持ち物がそのままあるこの家に なんだか愛着を感じたりしていました。 デジタルで簡単に本が読めたり、 Amazonの配達で買えたりと 便利な世の中だけど、 アナログの付き合いだからこそ 愛情とか哀愁とか感じることができる! 改めてそんなことを噛み締めたここ数日でした。 ではみなさん、良い1日を! アロハ!
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December 2024
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